「おいしい」と「かわいそう」のあいだ
今週、蘇州日本人学校の中学2年生が修学旅行に出かけています。来週は小学6年生の番です。
そういえば、私の修学旅行は韓国でした。
中高一貫校だったので、6年間で一度きり。韓国の歴史を学び、現地の姉妹校の生徒たちと交流しました。
韓国といえば、タコの踊り食いも有名です。
前回、ブログに載せた「酔っ払いエビ」の写真について、ある先生から興味深いご意見をいただきました。
生きたまま調理することに抵抗を感じる人もいる。動物福祉の観点から、こうした食文化を見直す動きもあるのだそうです。
その違いは、命への配慮なのか。それとも、単に見慣れているかどうかなのか。
考えてみれば、私たちは日々、ほかの生き物の命をいただいています。それなのに、生きたまま食べることには抵抗を感じ、調理された肉や魚にはそれほど疑問を抱かない。
もちろん、苦痛を感じるかどうかという科学的な問題もあります。長く受け継がれてきた伝統だからといって、何でも許されるわけではないでしょう。
一方で、自分たちの価値観だけで、異なる文化を簡単に否定してしまうことにも慎重でありたい。
文化を尊重することは、何でも受け入れることではない。違和感を覚えたときに、その理由を考え、相手の背景も知ろうとすることなのだと思います。
修学旅行の価値も、きっとそこにあります。
知らない土地に行き、知らない文化に触れる。そして、今まで疑いもしなかった自分の「当たり前」を問い直してみる。
旅先で何を見たか以上に、帰ってきたとき、何が違って見えるようになったか。
そんな経験を、子どもたちにもたくさんしてきてほしいと思います。
中2のみんな、おかえり!そして、小6よ、いってらっしゃい!
次の旅行はどこに行こうかな。
写真は、エピスに来て最初のニュージーランド旅の一枚です。Glowwormを見に行きたくて。
髪が逆立つほど感動した 笑