面接と自分の言葉
この時期、面接練習をする機会が増えてきます。
「海外生活で学んだことは?」
「あなたの強みは?」
「高校(中学)で挑戦したいことは?」
最初は、どこかで聞いたような“きれいな答え”を話す生徒も多い。
もちろん、間違ってはいない。
でも、聞いていて少し物足りない。
その答えからは、その子がここまで、がむしゃらに、泥くさく頑張ってきた姿が見えてこないからです。
楽しかったことだけじゃない。
戸惑ったことも、悔しかったこともある。
思うようにいかなくても、自分なりに踏み出してきた一歩がある。
そんな話をあれこれ聞いているうちに、ふっと、その子にしか言えない言葉が出てくる。
「あ、それだよ。それを話そう。」
面接練習をしていて、私はこの瞬間が好きです。
今、国慶節のお休みを利用して、実家に帰省しています。久しぶりに自分が育った場所にいると、昔のことをよく思い出します。
自分が小学生、中学生だったころ。
何を考えて、何に悩んでいたのか。
そうやって自分の子ども時代と重ねてみると、エピスの子どもたちのすごさが、いつも以上に身に染みます。
国を越えて暮らすこと。
言葉も文化も違う場所で友達をつくり、学校に通い、勉強すること。
そして、自分の進路を考え、また新しい場所へ踏み出していくこと。
本人たちにとっては、それが「普通」なのかもしれません。
でも、その「普通」の中には、本人もまだ気づいていない、たくさんの挑戦と成長が詰まっています。
頑張ったことも。
悔しかったことも。
そこから少し変わった自分も。
これからやってみたいことも。
自分の熱い気持ちを、自分の言葉で。
海外で過ごしてきたこの時間は、
きっと、自分が思っている以上に、自分を強くしてくれている。